コミュニケーション能力が、卓越して高い人がやっていることはただひとつ、
『相手が何を望んでいるかを考える』
だ。
これしかやっていない、このことばかりを考えている。どうすれば、目の前にいるこの人を楽しませることができるだろうか、一緒に過ごしたこの時間を楽しかったと思ってもらえるだろうかをつねに考えている。卓越している人は、それだけを考えている。
なぜなら人は、自分が興味あることにしか興味がないからだ。
基本的にあなたのことなんてどうでもいいって人がほとんどだからだ。もちろん、世の中のため、相手のためと思っている人は、相当な数存在するが、基本的にはみな、自分が興味あることに興味がある。
これをわかっていない人が多すぎる。あなたが、ゴルフで100をきったことに興味がある人なんて皆無。ようやくお金をはらっているキャバクラのお嬢さんがきいてくれるくらいのことだろう。もちろん、あなたのことが好きで好きでしかたない恋人は聞いてくれるだろうが、それも結婚するまでと思ったほうがいい。
まあ、それほど、人は、興味があることにしか興味がないのだ。
プロのコミュニケーターはそれをわかっていて、そこを絶対にはずさない。徹底してそれをやっている。わたしも、プロの営業マンとして活躍した晩年は、それだけしか考えていなかった。とくに相手は、クライアントという神様。彼らの機嫌をそこねては、商談もくそもないのだ。そこは徹底してこだわった。
ですので、ぶっちゃけると、コミュニケーション能力をあげるためにやることはいたってシンプル。相手のことを考えて、相手ののぞむことをしてあげるということ。これだ、あなたは達人になれるのだ。
だが、だけれどもという接続詞が続く。そう、やることは、いたってシンプルなのだが、これが究極的にむずかしい。相手が何を考えているかを、洞察する察知するためには、大量の知識や経験や思考がいる。しかも、それを瞬間的におこなわないといけないとなると、これはもう、想像を絶するほどの量と質の蓄積が必要となってくる。
そのために必要な方法については、このブログであきらかにしていくが、そういうことなのだ。世界に卓越したコミュニケーション能力を持った人間が少ないのにはそういう理由があるのだ。包括的かつ本質的に体系だって学んで行く必要があるのだ。
果てしなく、おそろしく大変だが、これを習得すれば、あなたはその見返りを得ることになる。それほどコミュニケーションというものには価値があるのだ。
わたしもまだまだ志なかばではあるが、今まで積み重ねてきたものが、それを必要とする人に、もしかしたら役に立つのではと、記事を書き始めた。興味がある人の、参考になればうれしい。
不定期にはなるが、がんばって更新していくのでよろしくお願いしたい。
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